「GENKEI VAULT(ゲンケイボールト)」のアップデート情報をご紹介します!

〜 アップデート日:2024年6月17日(月)〜

株式会社GENKEIは、切削図面の見積業務の効率化や属人化を解消する画期的なソフトウエアサービスとして展開するクラウド案件管理・加工原価見積り「GENKEI VAULT(ゲンケイボールト)」において3D自動見積機能をはじめとする2つの新たな機能を追加し、原価見積をより効率的に行えるようになりました。

今回のアップデートでは、3Dデータをアップロードいただくだけで形状認識・入力をサポートする3D自動見積機能(β版)、3Dデータ・2D図面や画像など、様々な2種類のデータを同じ画面で並べて表示しながら見積算出ができる2画面表示機能を追加し、サービス上での見積をさらに簡単・効率的に行なうことが可能になりました。

1.3D自動見積機能(β版)

GENKEI VAULT 有償版(及び無償トライアル版)でご提供している加工原価見積機能に、3D自動見積機能(β版)が追加されました。
今回は第一弾として切削角物を対象に、3Dデータ(STEPファイル)をアップロードいただくだけで自動で形状を認識・見積算出まで行うことができるようになりました。
2D図面の見積機能ではpdf等の図面をアップロードし、形状を目視で確認しながら見積に必要な情報を選択・入力いただいておりましたが、本機能では3Dデータをシステム上で解析し、形状を自動認識することで形状や寸法の入力を補助し、見積りの作業を大幅に低減致します。また、2D図面の見積機能と同様に、手動で加工形状の追加、変更や、公差等を設定することもできます。
※本機能はβ機能のため自動見積対応範囲に制限があります。(順次拡大予定)。
※切削丸物、平面研削、ワイヤーカット加工機、公差は現時点では自動見積対象外です。

3D自動見積機能(β版)の詳細はこちら

2.2画面表示機能

サービス上にアップロードいただいた見積用データと同じ画面で画像・ワークシート・pdfなど様々な補足資料を参照しながら形状・見積要素の選択ができるようになりました。これまでお手元に用意した紙の図面とモニタに表示されるデータを比較、確認していた作業は、本機能により1画面で行っていただけます。
使用例として、3Dデータをアップロードし回転させながら全体の形状を把握、確認することで形状の見落としをなくし、3Dデータ(.stp)で情報を持っていない表面処理や公差はこれまで通りpdf図面を参照して見積もりを算出するなど、2画面表示機能を使用することで見積時の選択漏れやミスを防ぐことができます。
※本機能はGENKEI VAULT有償版及び無償版、GENKEI LINKでご利用いただけます。

操作に関してご不明な点・ご要望などございましたらお気軽にお問い合わせください。