株式会社GENKEIは、切削図面の見積業務の効率化や属人化を解消する画期的なソフトウエアサービスとして展開するクラウド加工原価見積りサービス「Cost PRO(現:GENKEI VAULT)」において図面の管理機能をアップデートし、より効率的に案件を登録いただけるようになりました。
今回のアップデートでは、図面上で品名や図番、表面処理等を記載する表題の情報を、エリアを認識できる高度なOCR機能を用いて、自動的に読み取り登録できる「表題一括登録」機能を追加いたしました。多い時には数十枚の図面からなる案件の管理において、手間のかかる表題情報の入力をより効率的に行いたい、という要望にお応えする機能です。
本機能をご利用いただくことで、大量の図面を簡単に取り込むことができ、表題情報とともにオンラインで保管・検索が可能になります。
紙で保管している図面をデータ化・一覧化して保管するためには手作業で表題情報を入力する必要がありますが、Cost PRO(現:GENKEI VAULT)をご利用いただくことでこの入力作業が自動化され、大幅な作業時間の短縮につながります。
原価計算システムとしてだけでなく、図面管理ツールとしてもますます便利になったCost PRO(現:GENKEI VAULT)をぜひご利用ください。
表題のテンプレート機能と一括登録
下図のように、表題に記載されている品名や図番などの項目欄を選択してテンプレート化することで、複数の図面の表題情報を一度に読み込みます。
読み込んだ情報は下図のように自動で一覧化され、保存ボタンを押すだけで複数の図面の表題情報が登録されます。
登録したテンプレートは、一度だけでなく他の案件を登録する時にも再び使用できます。お客様ごとで図面の様式が異なるため、一度テンプレートに追加しておくと、次回同じ様式を用いた案件は読み込みから始めることができ、便利に登録いただけます。
この他にも、株式会社カブクから株式会社GENKEIへのCost PRO(現:GENKEI VAULT)の譲渡に伴って、GENKEIのコーポレートカラーの青を基調とした画面へ生まれ変わり、OCR機能の強化や操作性の改善を行いました。
今後もさらに効率的に、現場に近い見積りを算出いただけるよう様々な機能を拡大してまいりますので、Cost PRO(現:GENKEI VAULT)についてお困りのことやご要望がありましたらぜひご意見をお寄せいただけますと幸いです。
クラウド加工原価見積りサービス「Cost PRO(現:GENKEI VAULT)」とは
クラウド加工原価見積りサービス「Cost PRO(現:GENKEI VAULT)」は、サービスにアップロードした図面内の加工内容を選択、指示することで、自動で加工工程の設計、使用工具の選定、段取りを含めた加工時間の計算を行い、加工原価を算出するサービスです。加工パラメータや各種チャージ・賃率等はお客様にて調整いただけるため、実際の加工に沿った加工原価算出を可能にします。
製造業向けSaaSソフトウエアサービス群「GENKEI Cloud(ゲンケイクラウド)」とは
「GENKEI Cloud(ゲンケイクラウド)」は、モノづくり現場の新たなカイゼンを支援するソフトウェアサービス群です。
図面加工品の仕様確認や見積り業務におけるコミュニケーションコストの削減、長年の経験が必須であった見積り業務に要するスキルの低減など、これまでの業務をさらに迅速で正確な業務へとカイゼンするクラウドサービスを展開します。
※ご登録は無料で、サービスごとにご利用料金が発生します。
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