株式会社カブクは、図面加工品の見積業務の効率化や属人化を解消する画期的なソフトウエアサービスとして展開するクラウド加工原価見積りサービス「Cost PRO(現:GENKEI VAULT)」において、幾何公差を複数設定できる機能を追加し、より図面に沿った見積価格算出をサポートいたします。
今回は、現在対応している平面度・平行度・直角度・同軸度(丸物)の幾何公差において、加工形状に対し複数の公差の指示が可能になりました。
従来、加工形状1箇所に対し複数の幾何公差が指示されている図面は本サービスの対象外でしたが、機能追加により、チェックボックスにチェックを入れていただくだけで複数の幾何公差を簡単にご指定いただけます。
厚み方向に平面度、平行度があるプレート品や、直角と平行度がある立壁加工において、今まで以上に高度な加工価格を算出いただけます。
今後の機能追加(予定)
現在Cost PRO(現:GENKEI VAULT)で対応している幾何公差は全4種類(平面度、平行度、直角度、同軸度)ですが、次回の機能追加では、新たに6種類(真円度、円筒度、円周振れ、全振れ、位置度、対称度)の幾何公差が追加され、合計10種類の幾何公差に対応しさらに見積の幅が広がります。円筒度と同軸度があるシャフトやベアリング、円周振れがあるフランジなど、今まで以上に多くの回転部品の見積算出が可能になります。
クラウド加工原価見積りサービス「Cost PRO(現:GENKEI VAULT)」とは
クラウド加工原価見積りサービス「Cost PRO(現:GENKEI VAULT)」は、サービスにアップロードした図面内の加工内容を選択、指示することで、自動で加工工程の設計、使用工具の選定、段取りを含めた加工時間の計算を行い、加工原価を算出するサービスです。加工パラメータや各種チャージ・賃率等はお客様にて調整いただけるため、実際の加工に沿った加工原価算出を可能にします。
製造業向けSaaSソフトウエアサービス群「Kabuku Cloud(カブククラウド)」とは
「Kabuku Cloud(カブククラウド)」は、モノづくり現場の新たなカイゼンを支援するソフトウェアサービス群です。
図面加工品の仕様確認や見積り業務におけるコミュニケーションコストの削減、長年の経験が必須であった見積り業務に要するスキルの低減など、これまでの業務をさらに迅速で正確な業務へとカイゼンするクラウドサービスを展開します。
※ご登録・ご利用料金は無料で、サービスごとにご利用料金が発生します。