社内の見積業務をもっと効率化できないかと考えていた。
Cost PRO(現:GENKEI VAULT)を導入いただいた経緯を教えてください。

見積り依頼は月に約1000枚ほど。決まった見積担当者がおらず事務作業を行っている3人で作業場に足を運び、工場長にどの機械で加工をするか確認した上で担当の加工者にざっくりの時間を聞いてメモを取って回っていました。そのメモを元に合計時間を出し見積金額を算出するという流れでした。場合によっては担当者が休みだったり、手が離せず次の日になるなどとても効率の悪い見積業務を行っていました。そんな中、展示会でCost PRO(現:GENKEI VAULT)を知り、社内の理解を得た上で導入に至りました。

図面を理解してないまま見積業務を行っていた。
Cost PRO(現:GENKEI VAULT)導入前の課題について教えてください。

見積業務の効率の悪さの他にも、課題はありました。それは図面をよく理解していないまま言われた時間から計算して、ただ回答しているということ、実際の加工時間と加工者に聞いたざっくりとした時間が本当にあっているのかの比較ができていないことなども大きな課題でした。

Cost PRO(現:GENKEI VAULT)のどのような点に興味を持っていただけたのでしょうか?

「熟練加工者の経験と勘を数値化したロジック」「加工経験がなくても熟練加工者の感覚で見積りが算出ができる」「自社用にカスタマイズできる」というフレーズにとても興味をもちました。また、ユーザーの要望を反映しながら日々アップデートを行っていると伺って、より現場に寄り添ったシステムなのではとも感じました。

実際にCost PRO(現:GENKEI VAULT)を導入してみて効果はありましたか?

「初めはゲーム感覚で操作してみてください」と言われ、簡単な図面から見積もってみたところ、びっくりするほど操作が簡単で、ほぼクリックだけで見積りが完了できました。図面に興味を持ち、少しづつですが読めるようにもなってます。この加工はどの機械で加工するのかな?とも考えるようになり、自分自身の成長に繋がっています。

スピード感を持った見積業務に繋がる
具体的に使いやすい機能があれば教えてください。

文字と加工形状を認識してくれる機能と、選択操作により、数字キーを使った操作がほぼ無いため、操作がとても簡単です。他には見積りを行った案件管理も図面と見積金額を一つの案件として管理できるため、とても管理しやすいです。

Cost PRO(現:GENKEI VAULT)を使って実現したいことがあれば教えてください。

現状は事務を行っている2人がメインで使用してますが、今後は営業担当にも使っていただくことでスピード感のある見積業務を実現させ、新規案件獲得の一助になればと考えています。


貴重なお話ありがとうございました。

GENKEI VAULTは対応材質や対応処理の拡充や、さらに便利にお使いいただけるように様々な機能のアップデートに日々取り組んでいます。