製造業特化のAI Agentをリリース 第一弾機能「メール連携登録機能」で機械加工品の見積対応を迅速化
人とAIが協働して業務を支援する新たなシステム「GENKEI AI Agent」をリリースしました。
このたび、その第一弾機能となる「メール連携登録機能」の提供を開始いたします。
GENKEI AI Agentとは
GENKEI AI Agentは、GENKEI AI AssistantやGENKEI Cloudが持つ高度な解析機能、蓄積された業務データ、ものづくりの現場で培われたノウハウを活用し、業務を最適な手段で遂行することで、ユーザーの負荷軽減と業務効率化を実現するAI支援システムです。
第一弾となる「メール連携登録機能」では、お客様からの見積依頼メールをAIが解析。
添付図面を分類・情報を抽出し、図面リストを自動作成して案件登録までを一気通貫で実行します。。
GENKEI AI Agentで業務をもっとスムーズに
これまで、営業担当者が外出時や商談中に見積依頼メールを受信した場合、確認や対応が遅れることが課題となっていました。
また、届いたメールや添付図面の確認、情報の整理・共有といった煩雑な作業は、担当者の業務負荷を増加させ、長時間労働の要因にもなっていました。
GENKEI AI Agentの「メール連携登録機能」により、こうした現場課題を大きく改善できます。
メールを送るだけ、AIが引合い登録・図面リスト作成を自動で代行
営業担当者は、受信した見積依頼メールをGENKEI VAULTまたはGENKEI LINKへ転送するだけ。
AIが内容を解析し、案件登録や図面リストの作成までを自動で行います。
これにより、確認・分類・抽出・入力といった一連の作業をAIが代行。作業時間を最大80%削減し、営業業務の効率化と見積対応スピードの向上に大きく貢献します。
さらに、登録された情報は社内でリアルタイムに共有可能。外出先で受信した引合いについても、帰社を待つことなく、即座に対応できます。

今後はさらに支援範囲を拡大し、製造性とコストを両立させた設計・製造業務や、図面・各種データに基づく最適な調達先の選定、見積作成など、従来は部門横断的な知見と高度な判断が求められていたプロセスにも対応してまいります。
AIがこれらを自律的に実行しながら業務全体を支援することで、ものづくり現場のさらなる高度化と効率化を目指します。GENKEIは、人とAIの協働により「ものづくりの未来の原型」を創造してまいります。
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