株式会社カブクは、切削図面の見積業務の効率化や属人化を解消する画期的なソフトウエアサービスとして展開するクラウド加工原価見積りサービス「Cost PRO(コストプロ)」において、見積算出対象の材質を新たに11種類追加し、さらに便利にご利用いただけるようになりました。
今回のアップデートでは、お客様からのご要望の多かったアルミ合金、鋳鉄、銅等の材質を中心に見積対象として追加いたしました。角物・丸物合わせて39種類の材質でお見積りいただけます。鋳物ではマニホールドやベースなどの機械部品、銅・銅合金では精密機器など先端産業で使用される部品の加工原価を算出できるようになりました。
新たに対応した材質11種
アルミ合金:A6061・A6063
鋳鉄:FC(FC200/FC250等)、FCD(FCD400/FCD450等)
銅・銅合金:C1020・C1100・C5191・C2801・C3604・CAC403・CAC406
対応している全材質39種
炭素鋼・構造用合金鋼
SS400・S45C・S50C・S55C・SCM440
ステンレス鋼
HPM38・STAVAX・SUS303・SUS304・SUS316・SUS440C・SUS420J2・S-STAR・ELMAX
アルミ合金
A2017・A5052・A5056・A6061・A6063・A7075・アルミーゴハード
プリハードン鋼
NAK55
焼入焼戻し鋼
SK3・SKS3・SKD11・DC53・HPM31・ASP23
高速度工具鋼
SKH51・HAP40
鋳鉄
FC(FC200/FC250等)・FCD(FCD400/FCD450等)
銅・銅合金
C1020・C1100・C2801・C3604・C5191・CAC403(旧BC3)・CAC406(旧BC6)
今回の機能改善に加え、3/23(木)より、Cost PROで算出できる角物の材料費をより市況に即した価格へと改定を行っております。
3/22以前にお見積り頂いた図面を再計算した場合、新しい材料費で算出されますので、ご注意ください。
今後もさらに対応範囲を広げ、様々な図面で見積りを算出いただけるよう様々な機能を拡大してまいりますので、Cost PROについてお困りのことやご要望がありましたらぜひご意見をお寄せいただけますと幸いです。
クラウド加工原価見積りサービス「Cost PRO(コストプロ)」とは
クラウド加工原価見積りサービス「Cost PRO(コストプロ)」は、サービスにアップロードした図面内の加工内容を選択、指示することで、自動で加工工程の設計、使用工具の選定、段取りを含めた加工時間の計算を行い、加工原価を算出するサービスです。加工パラメータや各種チャージ・賃率等はお客様にて調整いただけるため、実際の加工に沿った加工原価算出を可能にします。
製造業向けSaaSソフトウエアサービス群「Kabuku Cloud(カブククラウド)」とは
「Kabuku Cloud(カブククラウド)」は、モノづくり現場の新たなカイゼンを支援するソフトウェアサービス群です。
図面加工品の仕様確認や見積り業務におけるコミュニケーションコストの削減、長年の経験が必須であった見積り業務に要するスキルの低減など、これまでの業務をさらに迅速で正確な業務へとカイゼンするクラウドサービスを展開します。
※ご登録・ご利用料金は無料で、サービスごとにご利用料金が発生します。