「図面と現場のデータ」を一元化する新機能をリリース。オンライン共有・描き込みで図面を「活きたデータ資産」に変革。 GENKEI VAULTとGENKEI LINKにオンライン図面共有・描き込み機能を搭載し、図面とデータの価値を最大化。
機械加工品における図面・引合い管理から見積・調達業務を支援するクラウドサービス「GENKEI VAULT」および「GENKEI LINK」において、当社が別で提供する図面コミュニケーションツール「GENKEI MARKUP」のオンライン指示・伝達・共有機能を搭載し、図面管理を新たなステージへと進化させます。
最新の図面情報、図面に関するコミュニケーション履歴、指示履歴など、現場で発生する重要な非構造化データをリアルタイムで記録し、図面や価格情報等とともに一元管理することにより、図面を正確なデータ資産として蓄積・活用を促進します。
オンライン共有により、正確な図面運用と資産の蓄積が可能に
製造業における図面のやり取りでは、「指示が正確に伝わっているか」「意思疎通に時間がかかる」「最新図面の見落とし」といったコミュニケーション面の課題が未だ多く見られます。
今回の機能リリースにより、「GENKEI VAULT」と「GENKEI LINK」で管理された図面を活用し、依頼元や社内の関係者とオンライン上で直接、指示・伝達・共有と履歴情報の保存が可能になることで、これらの課題をスムーズに解消できます。
また、現場で発生する製造上の不明点の問合せと回答の記録、測定結果を図面に入力・記録する等、図面を起点にモノづくりの現場で発生する重要情報を図面と共に保管・管理することで図面とデータを貴社の資産として活用いただけます。
※ご利用にはGENKEI VAULTまたはLINKのご契約に加え、GENKEI MARKUPのご契約(900円/月〜)が必要です。
今後はさらに支援範囲を拡大し、製造性とコストを両立させた設計・製造業務や、図面・各種データに基づく最適な調達先の選定、見積作成など、従来は部門横断的な知見と高度な判断が求められていたプロセスにも対応してまいります。
AIがこれらを自律的に実行しながら業務全体を支援することで、ものづくり現場のさらなる高度化と効率化を目指します。
GENKEIは、人とAIの協働により「ものづくりの未来の原型」を創造してまいります。